dTVのメリットとデメリット

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月額500円と数ある動画配信サービスの中でも圧倒的安さを誇るdTV(旧ビデオ)。

ボクの個人的印象では、料金が安い分ほかの動画配信サービスと比べ物足りない点がありますが、世間での評判はそんなに悪くないみたいですね。やっぱり500円という手軽さが魅力なんでしょう。dTVは、2016年1月現在、国内で最も利用者数の多い動画配信サービスです。

ボクはHuluで見られない作品を補うために、31日間の無料トライアルだけ利用するつもりでdTVに登録しました。実際に自分で使ってみると、やっぱりネットに書かれているのとはちょっと違うなと感じる部分がいくつかありましたね。まあ、感じ方は人それぞれなのでこの辺は仕方のないことなんですが。

さて。

余談が少し長くなりましたが、今回は、動画配信サービスdTVのメリットとデメリットを、実際に使ってみた感想を絡めて書いてみたいと思います。ボクはどちらかというとHulu推しなので、dTVに対しては割と中立的に書けるんじゃないかなあと思っています。これからdTVを利用しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

dTVのメリット

まずはメリットからまとめていきます。

ボクがdTVに対して感じたメリットは以下の通りです。

安い

これはもう言わずもがな。dTV最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。

月額500円(税抜)。

安い。圧倒的安さです。

試しに他の動画配信サービスと比べてみると、その安さが際立ちます。

  • dTV:500円
  • Netflix:650円 ~ 1,450円(※)
  • Hulu:933円
  • U-NEXT:1,990円

※Netflixの月額料金は、3つあるプランのどれを選択するかで変わります。

僕の印象ではHuluだって結構安い方だと思うんですが、dTVの月額はその半分です。

コスパがいい

上の「安い」と似ている気がしますが、安さとコスパはまた別の話。

dTVは、500円で利用できるわりには、実にたくさんの動画を見ることができます。

dTV公式サイトに書いて有る情報によれば、dTVは120,000以上の作品を配信しているそうです。

ただしこの120,000以上には大きな落とし穴が。

これはデメリットの方に書くべきことかもしれませんが、この120,000という数値は「動画数」ではなくて「作品数」なんです。つまりはdTVが配信している音楽とか、カラオケ用映像とか、その辺もカウントされているということ。

正直言ってほとんどあてにならない数値です。

実際に利用すると、「Huluの方が見たいのたくさんあるなぁ」って感じですし(あくまで個人的感想)。

それに、dTVは見放題作品と個別課金作品が分かれているので、見放題作品に限定するとその数はだいぶ少なくなります。

と、こんな風に書き連ねてしまうとdTVの弱点が列挙されているような形になってしまいますね。

しかしdTVはもう何度も書いているように月額500円で利用出来るサービス。月額が倍以上する他の動画配信サービスとコンテンツ数を比べたところで勝てるわけがないのです。

dTVの最大限のメリットは安さにあります。月額500円という値段に対しどれだけたくさんのコンテンツが見られるか=どれだけコストパフォーマンスを得られるかを考えれば、このサービスの魅力が際立ってくると思います。

dTVでしか見られない作品がある

これは他の動画配信サービスにもいえることですが、それぞれの動画配信サービスに、その動画配信サービスでしか見られない作品というものがあります。例えばエイベックスとドコモが共同で制作しているBeeTVなどは、上で挙げた他の動画配信サービスでは、見ることができません。

もちろん、BeeTVだけでなく、TSUTAYAなどで普通にレンタルできる普通の映画やドラマについても、動画配信サービスによって、見られるものと見られないものがあります。

動画配信サービスのラインナップが時期によって変わる(今は見られても後で見られなくなる可能性があり、また、今見ることができなくても後で追加される可能性がある)ので、あまりハッキリとは言えませんが、例えば、ドラマの「ガリレオ」、映画の「スターウォーズ」、アニメの「ジョジョの奇妙な冒険」「テラフォーマーズ」などが、月額料金だけで見放題できるのはdTVだけです(これら作品が後で見られなくなる可能性は充分にあります)。

他にもBeeTVとのコラボ作品や、アーティストのLIVEまるごと映像や、PV、バラエティなど、dTVでしか見られない作品はたくさんあります。

ただ、上にも書いた通り、動画配信サービスによって見られたり見られなかったりというのがあるので、現在に何が見られるかについては、実際に利用して比べてみるのが一番だと思います。後述する無料トライアル期間を利用すれば、お金を払わずにいろんなサービスを比較することもできますからね。

無料トライアル期間が長い

大手の動画配信サービスは、どこも無料トライアル期間というものを設けています。これは文字通り、各サービスを実際に使ってみて体感できる期間のことですね。お試し期間だからといって、見られる動画に制限があるわけではないので、本会員と同じようにサービスを利用することができます。

dTVの無料トライアル期間は31日間。初回登録時のみ適用です。

数々の動画が見放題できるサービスを、31日間も無料で使えるのは誰にとっても嬉しいことだと思います。期間が終わる前に解約をすれば、一切お金を払わずに動画を見放題することも可能なので、サービスを体感するだけでなく、今まで見たかったけど見られなかった作品を一気に消化することも可能です。その作品がdTVにあれば、の話ですけどね。

ちなみに他の大手動画配信サービスの無料トライアル期間はどんな感じかというと、

  • Hulu:2週間
  • U-NEXT、Netflix:31日間

となっています。

dTVが長いというよりかは、Huluだけが短いんですね。

ただ、いずれにせよ、31日間も無料で見放題できるのは大きなメリットだと言えるでしょう。

dTVのデメリット

ここからはデメリットについて書いてきます。

先に断っておきますが、dTVは他の動画配信サービスと比べると、デメリットが多いというか、サービスとして弱い部分が多いです。

「月額500円の激安サービスだし」と捉えるか、「月額500円のサービスでもこれはひどい」と捉えるかは皆さん次第ですね。

見られる動画コンテンツが少ない

これはメリットのところでも書いたことですが、やっぱり、dTVで見られる動画コンテンツは少ないです。

映画やドラマだけに絞るとその数はさらに少なくなります。

dTVは見放題作品と個別課金作品に分かれているので、それらを総合するとまあまあの数にはなりますが、見放題作品だけに限定すると、HuluやU-NEXTなど他の動画配信サービスに負けてしまいます。

対応デバイスが少ない

dTVは対応デバイス数も少ないです。

以下に一覧してみます。

  • スマートフォン(Android、iPhone)
  • タブレット(Android、iPad、Windows)
  • パソコン(Windows、OS X)
  • テレビ(dTV対応テレビ(Android TV)または以下のデバイスを使用)
  • dstick
  • chromecast
  • dTVターミナル(専用セットトップボックス)

以上。

ちなみにHuluの場合はこれに加え、

  • WiiU、PS4、Xbox360などの据え置きゲーム機
  • 3DS、PS Vitaなどの携帯ゲーム機
  • その他様々な対応テレビとデバイス

でも視聴が可能です。

chromecastやdstickなど、スマホやパソコンの映像をテレビに映すための機器を持っていない人にとっては、ゲーム機が対応していないというのはデメリットですね。専用の機器を買わなければ、テレビでは視聴できないということになるわけですからね。

パソコンで視聴する際の制限

dTVはもともとモバイル向けのサービスなので、パソコンで視聴する場合はちょっと制限というか、手間がかかります。

まず、Silverlightというアプリケーションがインストールされていないパソコンでは視聴することができません。

インストールされていない状態で視聴しようとすると、「インストールしてください」という表示が出てきます。

Silverlight自体は無料ですし、インストールもすぐに終わるのでなんてことはないのですが、何も手間をかけることなく見られたHuluと比べるとちょっと面倒くさいですね。

また、dTVはブラウザにも制限があります。

dTVは、Internet Explorer、Firefox、Safari以外のブラウザでは見ることができません

まあ、たいていの人はこれら3つのどれかを使っている(もしくはいくつかのブラウさを複合して使っている)と思うのであまり問題ないでしょうが、「基本Chromeしか使わない」というような人にとってはデメリットになると思います。

ボクも基本Chromeなので最初はちょっと「えー」と思いました。

スクリーンショット 2016-01-08 4.47.43

他のブラウザで開けば簡単に対処できるので、べつに大した問題ではないかもしれませんが。

HD対応デバイスという概念

dTVは、機器によってHD画質で動画が見られたり、見られなかったりします。Huluはすべての動画をHD画質で見られるので、後からdTVに登録した利用したボクにとって、この点はとても衝撃的でした。

ちなみにどんなデバイスがHD画質に対応しているかというと、

iPhone以外のスマートフォン

数が多すぎるので省略

詳しくはこちら⇒dTV|対応機種一覧|HD対応デバイス

iPhone/iPad

iOS7.0以降のiPhone(5s/5c以降)、iPad(2以降)、iPad mini
※iPod touchは非対応。

PC

Windows 7以上
(Windows 8以上についてはDesktop UIにてご利用ください)
Mac OS X 10.8以上

テレビ

  • chromecast
  • dTV対応テレビ
  • dTVターミナル
  • ひかりTVチューナー

といった感じ。

画質にあんまりこだわりがない人にとっては大した問題ではないかもしれませんが、こだわりたい人にとってはデメリットですね。

iPhone/iPadはWi-Fi環境下でしかHD画質で視聴できない

上に挙げたデバイスはLTE/3G回線でもHD画質で視聴することができますが、なぜかiPhone/iPadだけはWi-Fi環境下でしかHD画質で視聴することができません。

iPhoneは画面が小さいからまだいいものの(と言っても最近のiPhoneはかなり画面が大きいですが)、画面の大きいiPadにはちょっと痛いですね。家でなどWi-Fi環境があるところではHD画質で視聴することができますが、そもそも家だったらテレビやパソコンのようなもっと画面の大きいデバイスで見られるので、あまり意味がないですね。

この先改善されることを期待しましょう。

すべての作品がHD画質に対応しているわけではない

dTVでは、HD対応デバイスを持っていても、すべての作品をHD画質で見られるわけではありません。

そもそもdTVの動画コンテンツには、HD画質に対応しているものと、そうでないものがあります。

ただ、最近はほとんどの作品がHD画質に対応してきているので、この点はそんなに気にする必要はないかもしれません。

視聴デバイスの制限

dTVに登録できるデバイスは最大5台までです。

この制限は、数ある動画配信サービスの中でも特に厳しいですね。

しかもdTVの場合、スマートフォンからchromecastなどのデバイスを経由してテレビ画面で動画を見ようとすると、それだけで3つもデバイス枠を使ってしまいます。

スマートフォンとテレビの中継地点でしかないchromecastが、1つのデバイスとしてカウントされてしまうんですね。

ちなみにHuluは、テレビゲーム機のアプリケーションとしてHuluを起動でき、なおかつそのように利用する場合、テレビはデバイスの枠としてカウントされないので、たった1台のデバイス枠でテレビ視聴をすることができます。

というか、そもそもHuluには登録デバイス数の上限というものがありません。

パソコンとスマートフォンでしか見ないという人にはあまり関係ないですが、いくつかのデバイスで視聴したいと考えている人は、dTVの場合は注意が必要ですね。

同時視聴の制限

dTVは、1つのアカウントを使って、同時に2つ以上のデバイスで動画を視聴することはできません。

Huluも原則的にはできないことになっていますが、実際にやってみると案外同時視聴ができちゃったりします。でも、dTVに関しては絶対に不可能です。

「たった500円なんだからズルしようとしないで1つアカウント取得しろよ」ってことなんでしょうか。

ちなみに、U-NEXTやNetflixはもともと同時視聴ができる制度を設けています。

1人で利用するつもりならdTVで十分でしょうが、家族で利用するのであれば、HuluやU-NEXTを利用した方が色々な意味でお得ですね。

dTVのメリットとデメリットのまとめ

メリットが4つに、デメリットが7つ。やや、デメリットの方が目立つ結果となってしまいました。やっぱり月額500円の激安サービスなので、他のサービスと比べるとちょっと分が悪いみたいです。

しかし月額500円というのはやっぱり安い。他のサービスと比べるといろいろと弱い点が目に入ってしまいますが、dTV単体で見れば、コスパの良さは抜群ですね。値段以上の価値はあると思います。

もちろん、ボクがここに挙げた以外にも細かいメリットデメリットはたくさんあると思うので、あとは実際にサービスを使ってみて自分で体感してみるといいでしょう。上にも書いた通りdTVの無料トライアルは31日間もあるので、1円も払うつもりがなかったとしても、充分にサービスを楽しむことができるでしょう。

無料トライアルの開始は以下のリンクから。

公式ホームページに飛びます。

登録まではほぼ一本道なのでそんなに難しくないと思いますが、心配だという方は以下の記事で案内しているので参考にしてみてください。

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