こんにちは。編集のイワフネです。
ダウンタウンの松本人志が企画したお笑いサバイバル「ドキュメンタル」がAmazonプライム・ビデオで独占配信されています。
みなさんは、もう視聴されましたか??
この記事では、「ドキュメンタル」についての説明と、実際に観た感想を紹介しています。「気になっていた!」、「これから観ようと思っていた!」という人は是非参考にしてみてくださいね。
ドキュメンタルとは?
コンセプトについて
天才お笑い芸人、松本人志がプレゼンする映像作品「ドキュメンタル」が、Amazonプライム・ビデオで独占配信されました。
コンセプトは、「ドキュメンタリー」×「メンタル」×「お笑い」!
この「ドキュメンタル」は、松本人志発案の、実験的お笑いドキュメンタリーです。
「ドキュメンタル」には、脚本、ネタ合わせなど一切なく、”密室に集められた10人のお笑い芸人が笑わせ合う”ただそれだけです。
“ただ笑わせ合う”ことについて、松本人志は「ドキュメンタル」内でこう語っています。
“与えられた時間の中で、お客さんの前で何かをやれ”というのは今までもあったじゃないですか。じゃなくて、密閉された中で10くらいが9人を笑わすために、自分が笑わずに相手をどう笑わすか。
もしかしたら、これが1番シンプルで、本当に1番オモシロイやつを決めるには適しているかもしれない。
ぼくは、似たような企画で「笑ってはいけないシリーズ」というものもやっている。でも、あれは、良くも悪くもエンターテイメント性が高くなってしまっている。
ぼくが実験的にやってみたかったのは、無駄のない部分を一切削ぎ落とした、なんもないけど、ふとした瞬間に笑ってしまう部分。これを何年か前から考えていた。
このように、お笑いから「エンターテイメント性」をできるかぎり削ぎ落とし、お笑い芸人の”お笑いの本能”の部分を映し出したのが、「ドキュメンタル」と言えます。
番組は、全4話で完結し、2017年1月1日現在では全て配信されています。
「ドキュメンタル」のルール
「ドキュメンタル」は、以下のルールで行われます。
- 優勝賞金は1,000万円
- 参加者は松本人志が選抜したお笑い芸人10人
- 参加費は1人あたり100万円
- 松本人志はモニター役を務める
- 制限時間は6時間
- 笑ったら一旦時間を止め、松本人志がジャッジをする
- 松本人志のジャッジでレッドカードが出たら退場
まさに賞金、制限時間付きのお笑いなんでもバトルです。
参加者を笑わせるためなら、どんな手をつかってOKです。
“参加者を笑わせれば何をしても良い”ので、そこには当然綺麗ではない部分も見え隠れしてきます。番組冒頭の注意書きの部分にも、以下のような説明書きがあります。
当番組は、お笑い芸人による”戦い”の記録です。
番組の性質上、収録中の模様をできる限り、ありのままお見せしているため、刺激的な場面もございます。視聴の際にはご注意ください。
ある意味で、緊張感が漂う作品ですので、バラエティ番組とは大きく異なる作風となっています。正直、低年齢層向けとはいいがたい作品ですので、ご視聴の際にはご注意ください。
出演者
「ドキュメンタル」は以下の出場者で構成されています。
- 宮川大輔
- FUJIWARA 藤本
- 野性爆弾 くっきー
- 東京ダイナマイト ハチミツ二郎
- とろサーモン 久保田
- トレンディエンジェル 斎藤
- マテンロウ アントニー
- 天竺鼠 川原
- ジミー大西
- ダイノジ 大地
ドキュメンタル感想
笑ってはいけないシリーズと比較して
「ガキの使いやあらへんで!」の看板企画であり、年末年始におなじみの「笑ってはいけないシリーズ」。このシリーズも、”笑ってはいけない”というコンセプトは、「ドキュメンタル」と同じです。
しかし、以下の2点が大きく違っています。
- 「エンターテイメント性」はないこと
- “笑わせる側”の立場に立つこと
1つめの、「エンターテイメント性」がないことについては、記事の前半で紹介した通り、これが今回の番組の狙いです。
「笑ってはいけないシリーズ」はガキ使メンバーにエンターテイメントな笑いを仕掛けます。
“お化け屋敷”のように、お笑いに到るまでのレールがきちんと敷いてあり、お化けが飛び出してくるのと同じように、意外なところで、意外な種類のお笑いが飛び出してくるのを楽しみます。
逆に、「ドキュメンタル」では、これといったレールはありません。無法地帯と呼んでもいいかもしれません。そんな環境で、”なんでもいいから、相手を笑わせろ!!”とだけを告げられたお笑い芸人がどんな行動にでるか……こういった部分を楽しむ番組だと思いました。雰囲気は、「ライアーゲーム」に少し近い部分を感じました。
もうひとつ、「”笑わせる立場”に立つ」ことについても、「ドキュメンタル」ならではの面白味が見られます。どういうことかというと、プロのお笑い芸人が”笑ったら負け”の勝負をしたとき、『何もしないで耐える』という部分は相当リスクなのです。なぜなら、当然オモシロイ奴らの、笑かしに6時間も耐えられるのが現実的ではないからです。そのため、必然的に「無理をしてでも攻めて笑わせる」ほうが勝率がぐっと高くなります。
彼らは、「笑わせたほうが勝率が高い」ことを理解しているので、あの手この手で場をかき回し、時には協力しながら、出場者を退場させていくことになります。
この生き残りをかけたサバイバルバトルは、お笑いファンには必見だと思います!
ポイントは、偶然性をどれだけ楽しめるか
何が起こるかわからない(おそらく出演者たちも)作風なので、作品の完成度としては正直高くはないな、と思いました。
前述したように「完成された笑い」ではないので、そこは仕方ないかもしれません。バラエティとしてのお笑いを求めて視聴すると、少々火傷します。
その代わり、「お笑い芸人が相手をどう笑わすのだろう??」という見方ができれば満足できる作品だと思います。なんでもありの中だからこその”偶然性”を楽しむとよいかもしれません。
まとめ
松本人志プレゼンツの、密室での何でもお笑いバトル「ドキュメンタル」。
「ドキュメンタル」は全4話で構成されています。
この作品では、一見変わった「バラエティ色の少ない本気のお笑い」を見ることができます。松本人志が選抜した、10人のお笑い芸人達はどんなドラマを見せてくれるのでしょうか。
「ドキュメンタル」は、Amazonプライム・ビデオの独占配信となっています。
Amazonプライム・ビデオには30日間の無料トライアル期間があります。無料トライアル期間内で「ドキュメンタル」を見て解約すれば、完全無料です。Amazonプライム・ビデオには他にも沢山の動画作品(映画、海外ドラマ、アニメetc)がありますので、無料期間中に気になる作品を見つけたら、ぜひチェックしてみてください!
最初から解約することを前提に使えば文字通り「無料で見放題」ができますが、その場合はちゃんと解約することを忘れないように。前払い制なので、30日が経過すると自動的に料金が支払われてしまいます。
1円も払いたくないという方は、解約予定日をメモにでも書いて見えるところに貼っておきましょう。
アマゾンプライム・ビデオの無料トライアルはAmazonの公式サイトから始めることができます。