こんにちは! フルログ編集のイワフネです。
KDDIがau利用者向けに提供している動画配信サービス「ビデオパス」(※)。
auユーザー限定のサービスということもあり、Huluなどと比べるといささか知名度は低いですが、実はとってもお得な動画配信サービスだって知っていますか? 月額562円という安さでありながら、豊富なラインナップと多くの得点を取り揃えたそのコスパの良さは、Huluなど大手サービスの利用経験があるユーザーからも高い評価を得ています。
この記事では、auビデオパスを半年間使ってみた著者が、このサービスの特徴や感想を分かりやすく解説していきたいと思います。
目次
auビデオパスとは何か
auビデオパスとは、携帯会社のauでおなじみのKDDIが提供している動画配信サービスです。他の動画配信サービスとは違い、auIDを持っているau端末のユーザーのみが利用することができる排他性の高いサービスになっています。
料金は562円 / 月。ちょっと動画配信サービスに詳しい方ならわかると思いますが、かなり安価なサービスですね。NTTドコモが提供している動画配信サービス「dTV」は540円なので、価格帯としては同じ区分ですね。auユーザーならauビデオパス、ドコモユーザーならdTVを利用するといった感じでしょうか。
auビデオパスは価格が安いのにコンテンツ(映画・ドラマ・アニメなど)が豊富で、特に日本のコンテンツにはかなり力を入れている印象があります。2016年に大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』をいち早くラインナップしたのもこのサービスですね。
auビデオパスの特徴
auビデオパスには以下のような特徴があります。
- 月額562円で動画見放題
- 毎月新作を1本無料で視聴できる
- 見放題作品と個別課金のレンタル作品という構成
- 日本のコンテンツに力を入れている
- もちろん定番の海外コンテンツも充実
- TOHOCINEMASの割引チケットが貰える
- 無料トライアル期間は30日間
月額562円で動画見放題
auビデオパスの魅力は、なんといっても低価格なサービスであることです。
例えば定番の動画配信サービスでHuluは月額933円、U-NEXTでは月額1,990円となっており、これら2つと比べるとかなり安いことがわかります。
もちろん、価格が安いからサービスの作りも適当だなんてことはありません。どんなサービス内容になっているかは、以下の項で解説していきます。
見放題作品と個別課金のレンタル作品という構成
auビデオパスで見られる作品は、見放題作品と個別課金作品に分かれています。
- 見放題作品:月額500円で何度でも見放題できる作品のこと
- 個別課金作品:月額とは別に課金して見る作品のこと
「すべての作品が見放題じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、見放題オンリーのサービスは意外と少なく、有名なものではHuluくらいです。
配給会社との契約の関係上、見放題オンリーのサービスでは配信できる動画の本数を拡大しにくいんですね(実際、Huluで視聴できる作品の数は他のサービスと比べると少なめです)。そのため、ほとんどのサービスが見放題と個別課金という構成をとっています。
auビデオパスの場合、個別課金作品の視聴には現金だけでなくauポイントを使うことができます。「auポイントが余っているけれど特に使い道がない」という方は、それを自分の好きな作品の視聴に当ててみるのもいいかもしれませんね。
毎月新作を1本無料で視聴できる
auビデオパスでは、毎月ポイントが試供されます。このポイントは何かというと、個別課金作品を見る際に使用出来るものです。支給される額は新作1本分。毎月新作映画を1本実質無料で見られるというのは、大きなメリットですね。
仮に新作1本をTSUTAYAでレンタルした場合は、1泊2日であっても値段は約340円〜400円程度です。延滞をした場合、プラス200円ほど延滞料がかかると考えると、新作を無料で見るだけで月額料金の元が取れてしまうことになります。
500円代という低価格サービスでありながら、新作が1本無料の得点があるauビデオパスは、新作好きな方にはかなりコスパの良い動画配信サービスといえるでしょう。
日本のコンテンツに力を入れている
ビデオパスの特徴の1つに、日本のコンテンツが豊富というものがあります。日本の映画が好き、ドラマが好きという方にはとても魅力的ですね。

顧客満足度upに対する姿勢はさすがKDDIといったところでしょうか。「見たい作品をリクエスト」というのは、他の動画配信サービスではなかなか見ないサービスですね。
実際にラインアップを見てみた感想としては、特に見逃し配信や1シーズン前のドラマなどが豊富に揃えてある印象です。
価格が同じくらいのdTVと比べた場合、現在放送中の日本ドラマ、アニメのラインナップの質はauビデオパスの方が上ですね。
もちろん定番の海外コンテンツも充実
auビデオパスは、独占コンテンツにこそ注力はしていませんが、いわゆる”定番”作品はきちんと取り揃えてあります。サービス提供元のKDDIは”幅広い層に受け入れてもらえる環境作り”をサービス展開の狙いの1つとしているようで、”有名だけど見逃していた作品”が見つかる確率は高そうですね。
例えば、海外ドラマの『ウォーキング・デッド』、『24 Twenty Four』、『メンタリスト』もauビデオパスでは視聴可能となっています。
他にもさまざまな作品がラインナップされています。
TOHOCINEMAS、CINEPLEXの割引チケットが貰える
auビデオパスはTOHOCINEMAS(トーホーシネマズ)、CINEPLEX(シネプレックス)とコラボしており、ビデオパス会員であれば以下の特典受けることができます。
TOHOCINEMASの特典
- 毎週月曜日(祝日含む)は映画鑑賞料金が1,100円になる
- 毎週月曜日(祝日含む)はポップコーンセットが半額になる
CINEPLEXの特典
- 毎日、映画鑑賞料金が1,400円になる
- 毎日、ポップコーンセットが100円引きになる
どちらも映画館も割引額が大きいですね。
特に映画鑑賞料金チケットの割引額を見ると、毎月1回以上映画館に足を運んで映画を観れば、ほとんど月額料金の元が取れてしまうことになります。
新作1本無料と同じく、映画館でも映画をよく観る方には、かなりコスパが良い動画サービスといえるでしょう。
無料トライアル期間は30日間
無料トライアル期間とは、その名の通り無料でサービスを利用することができる期間です。実際の会員が利用するのと同じようにサービスを使うことができるため、ラインナップを見たり、操作性などを確認したりと、かなり踏み込んだ品定めを行うことができます。
auビデオパスの無料トライアル期間は30日間。けっこう長めですね。これだけの期間があれば、十分にサービスを体感できるだけでなく、ドラマを1シーズン見終えることも可能でしょう。
仮に万が一サービスが気に入らなくても、無料トライアルに解約すれば月額はかからないので(かかっても562円ですが)、映画やドラマを見たいけれど1円もお金を払いたくないって方にはとても良いですね。
逆を言えば、初めから解約するつもりで登録し、無料で使えるあいだに可能な限り動画を見まくるのアリだということです。あまり勧められたものではないですけどね(笑)。
無料トライアルは公式サイトで始めることができます。
登録方法がわからない、という方は以下の記事で画像付きでわかりやすく解説しています。
auビデオパスがオススメなのはこんな人!
auビデオパスは、こんな人にピッタリのサービスです。
- au携帯を使っている人
- 動画配信サービス初心者
- 他の動画配信サービスのサブとして使えるサービスを探している人
- 日本の映像コンテンツが好きな人
- 新作動画を視るのが好きな人
- 映画館に月に1回以上行く人(TOHOCINEMAS、CINEPLEX限定)
au携帯を使っている人
auビデオパスはauユーザー限定のサービスです。キャリア限定なので、登録の際は個人情報の入力も不要ですし、月々の支払いも携帯電話料金と一緒なのでラクチンです。
動画配信サービス初心者の方
月額562円というお得さは、動画配信サービスのデビューにピッタリだと思います。
HuluやU-NEXTに登録したいけれど、月額1,000円以上にはなかなか踏み込めないという方は、ぜひ低価格のauビデオパスからお試ししてはいかがでしょうか。
auビデオパスで動画配信サービスに慣れてきたら、Hulu、U-NEXTなどに定番サービスもトライアルしてみるのもいいかもしれませんね。
他の動画配信を利用している方
動画配信サービスの使い方のトレンドとして、2つ以上のサービスに同時加入される方が増えています。1つのサービスだけでは観たい作品が網羅できない時に他のサービスで保管するといったような感じですね。
例えばHuluとauビデオパスに同時加入をすれば、海外ドラマはHuluで、新作や見逃し配信はauビデオパスで、なんて使い方もできちゃいます。料金の合計額は1,500円程度。スタバのコーヒー3杯分ですね。
日本の映像コンテンツが好きな方
auビデオパスでは、日本の映像コンテンツ(邦画、ドラマ、アニメ)が充実しています。比較的新しいコンテンツが揃っていて、1シーズン前のものや現シーズンでの見逃し配信作品が充実しています。
新作動画を視るのが好きな方
auビデオパスは低価格なサービスでありながら、毎月新作1本分の無料ポイントがもらえます。
例えばTSUTAYAで新作1本をレンタルすれば、約340円〜400円程度なので、これだけでほとんど元が取れてしまうことになります。
映画館に月に1回以上行く方
TOHOCINEMAS(トーホーシネマズ)、CINEPLEX(シネプレックス)とコラボをしているので、auビデオパスユーザーは映画館を利用する時に割引が適応されます。
自宅や職場の近くに、TOHOCINEMAS(トーホーシネマズ)、CINEPLEX(シネプレックス)がある人は、auビデオパスの割引を上手に使えば、月額料金以上の割引が映画で適応されることになります。ぜひ活用してみましょう!
まとめ
この記事ではKDDI提供の動画配信サービスauビデオパスについてまとめました。
auビデオパスは、月額が安かったり、毎月新作が1本無料で見られたり、映画館のチケットが貰えたりとかなり魅力的な要素の多いサービスです。
唯一にして最大のデメリットは、au利用者向けのサービスであるということですが、これはauユーザーあれば関係ありませんね。(他社ユーザーにとっては解禁を待ちたいところです)
ビデオパスがどんなサービスかもっと知りたい方は、ぜひ無料トライアルをしてみることをお勧めします。この記事もauビデオパスについて結構しっかりと書いてきたつもりですが、やっぱり百聞は一見にしかず。今ならノーリスク(期間内に解約すればお金がかからないという意味で)トライアルができるので、ぜひauビデオパスを実際に体感してみましょう。
登録方法がわからない、という方は以下の記事で画像付きでわかりやすく解説しています。