こんにちは。フルログ編集部のとみざわです。
皆さん、ホラー映画は好きですか? 僕は好きです。見ると布団から足を出せなくなりますけど…(笑)
ホラーは夏に見るものって印象があるかもしれませんが、ホラー好きの著者からすると季節関係なく楽しめるジャンルだと思っています。真冬の寒さとホラー映画の怖さも相性バッチリですし。
さて今回はそんなホラー映画の中から、Huluで視聴できるオススメの作品をジャンル別に8つ紹介していきたいと思います。
この記事の情報は2018年3月12日時点のものです。現在は視聴できなくなっている場合がありますので、予めご了承ください。
Huluで見られるおすすめホラー映画8選!
今回ご紹介するホラー映画ですが、ジャンル別にセレクトしてみました。
「ホラー」と一言で言っても幾つかジャンルがあるんです。ご存知でしたか?
この記事では、以下のジャンルを取り上げています。
- 心霊映画
- 生物(モンスター)パニック映画
- ゾンビ映画
- サイコスリラー
それぞれのジャンルの説明は後述していきますね。
1. 心霊映画
ホラー映画といえば心霊映画を思い浮かべる方が多いかと思います。
心霊映画は、幽霊などの実体を持たない霊体が登場するタイプの作品を指します。
「呪怨」(2000年)

あらすじ
ある日、介護ボランティアをする女子大生の仁科理佳は、寝たきりの老婆・徳永幸枝の様子を見るためその家を訪れた。理佳は何か不気味な雰囲気を感じつつも家の中へと入っていく。悪臭が漂い物が散乱する中を進み、一階の薄暗い部屋で幸枝を発見する理佳だったが…。
「リング」シリーズの俳優高橋洋が「女優霊」「呪死霊」に次いで贈る究極の恐怖体験映画です。
日本のホラー映画といえばやっぱりこの「呪怨」ですよね。数々のホラー映画を生み出してきた清水崇監督作品です。
清水崇監督は「こどもつかい」や「バイオハザード:ヴェンデッタ」(アニメ映画)なども手掛けている、ガチガチのホラー映画監督です。
しかしこの監督、ホラー専門の監督かと思いきや2014年に「魔女の宅急便」の実写映画の監督も務めているんです。
これはちょっと意外でした。一体何があったんでしょうか(笑)
もしかすると、実写版「魔女の宅急便」にもホラー要素が盛り込まれているかもしれません。
2. 生物(モンスター)パニック映画
生物パニック映画は、地球上の生物が突然変異・巨大化等を起こしたり、群れて人間を襲ったりする事によって引き起こされるパニックを描くタイプのホラー作品です。
このジャンルはB級映画が多い印象ですが、あの有名な「ゴジラ」もこのジャンルに分類されます。特撮と相性がいいですね。
「トレマーズ」(1989年)

あらすじ
ネバダの砂漠地帯にある小さな田舎町に突然出現した未知の生物。地中を自在に移動する巨大な蛇状モンスターと住民の攻防が、白昼の下で展開される。「JAWS/ジョーズ」のプロットを使った作品は数限りないが、地表を波立たせて襲い来るこのモンスターは文字通り“陸のジョーズ”で、映画の出来も本家に迫るものがある。モンスターの設定から、それを有効に生かしきったストーリーまで、とにかくアイディア豊富で、存分に楽しめる怪獣映画の快作。TVムービーによる続編「トレマーズ2」も製作された。
トレマーズはSFコメディで、何も考えずに楽しめる作品です。
作中でかなりの人が犠牲になりますが、登場人物は妙にタフ(笑)なのでポジティブに乗り切ります。B級映画界の頂点と言っても過言ではない作品です。僕はA級映画だと思ってます。
僕自身、この作品の期待値はさほど高いものではありませんでした。「たまにはB級映画でも見てやろうかな」くらいのノリで見たのですが、これが意外と面白く驚きました。まるで、小汚い定食屋にふらっと入って食べた定食が最高においしかった時のような気分です。
何度も繰り返し見たくなる作品です。
「シャークネード」(2013年)

あらすじ
メキシコ沖で3つの巨大竜巻が発生、海上を経由してカリフォルニアから上陸、ロサンゼルスへと進攻した。突然の竜巻による暴風と豪雨からの冠水により、街はパニックと化す。だが、この竜巻は更にとんでもないものを伴っていた。
太陽が照りつけるカリフォルニアのビーチに、屈強な鮫(シャーク)がトルネードに乗ってやってきます。
先ほど「トレマーズ」のことを「A級作品だと思う」と書きましたが、こちらはB級です。気持ちのいい程、B級です。素晴らしいです。
だって、竜巻(トルネード)に乗ってサメが来るんですよ。だから「シャークネード」。本当にふざけてますよね。
ちなみに本作にはホオジロザメ(おそらくパッケージに写っているやつ)以外にも、ジンベイザメやシュモクザメなど様々な種類のサメが登場してきます。サメ好きには楽しめる作品かもしれません。
しかし「シャークネード」アツいファンの支持あってか、どんどんシリーズ化が進み、今では5作品ほど世に輩出され、ゲーム化までされているそうです。
なんと「ハリーポッター」のハリー役である、ダニエル・ラドクリフさんもこの作品のファンのようです。自ら出演したいと公言してるとか。シャークネード恐るべし……。
3. ゾンビ映画
元々はモンスター映画のジャンルの一つとされていましたが、圧倒的人気で、現在では一つのジャンルを確立しています。
「ゾンビ」(1978年)

あらすじ
ゾンビが増え続ける中、都市からの脱出を試みるSWAT隊員たちとその仲間。ようやくたどり着いた郊外の巨大なショッピングセンターで得た束の間の平和も、乱入して来た暴走族によって終りを告げる……。
ゾンビ映画の金字塔、それがこの作品「ゾンビ」です。
「タイトルそのままじゃん!」「ゾンビって!」と思う方もいるかもしれません。
なんせ「ゾンビ」ですからね。SF映画のタイトルが「SF」みたいなもんですよ。「SF」て! そりゃそうだけどさ!もうちょい捻れよ(笑)
それはさておき、実はこの映画、ジョージ・A・ロメロ監督の最高傑作にして、全てのゾンビ映画の中で最高峰に君臨する名作です。
ファンの間でも高い評価を受け、この映画がきっかけでゾンビ映画を好きになるという人も多いのだとか。あなどれないですね……
さすがは「ゾンビ」。これぞ王道です。
「死霊のはらわた II」(1987年)

あらすじ
より充実したSFXと、S・ライミの特徴とも言える完成されたカメラワークでグレード・アップされた続編、ではなくリメイクに近い第2弾。前作の荒削りだがエキサイティングなスタイルは若干薄らいだものの、映画的にはかなりまとまっている。クライマックスからラストにかけての新たなるシリーズ目指しての大幅な変更は、この作品を一気にスプラッター・ホラーから伝奇SFへと変貌させた。
700年間封印されていたゾンビが復活し、好き勝手やらかします。
この作品は「死霊のはらわた」のセルフリメイク作品です。リメイクとしてはあまり例のない改善作でテンポも良いです。
ファンの間でも「死霊のはらわた」と言ったらこの「2」が鉄板となっています。
実はこの映画、「笑えるホラー」とも言われており、かなりコメディー寄りの作品です。ホラー映画はちょっと……という方にもおすすめです。ぜひお友達を集めて、皆で大笑いしましょう!
4. サイコスリラー
文字通り、サイコパスと呼ばれる人間が登場するタイプのホラー映画。
鑑賞後、人間不信にならないようにくれぐれもご注意を。
「キャリー」(1976年)

あらすじ
超能力少女を描いたS・キングのベストセラーを映画化。友人からも嫌われ、母親からも疎まれている、さえない容姿の女子高生キャリー。だが彼女には怒りを引き金として念動力を発揮する力があった。プロムの夜、悪質ないたずらとも知らずクィーンに選ばれたキャリーの頭上に、ブタの血が降り注ぐとき、惨劇が幕を開けた……。
「キャリー」は、ベストセラー作家スティーブン・キングの原作を名匠デ・パルマが手掛けた戦慄のホラー・ムービーです。
この映画はホラーですが「怖さ」とか「びっくり」は、ほとんどないです。上で紹介した呪怨や、各ホラー映画のような恐怖とは一味違います。
一言で言えば爽快な復讐劇を描いた作品です。ホラー界きっての名作と言われています。
虐げられた一人の少女。淡い初恋。
まるで、悲しき少女の歪んだシンデレラストーリのような映画です。
きっと、あなたも最後は思わず「ざまあねぇな!」という爽快感を抱くはず。これぞ復讐劇の決定版!
ちなみにリメイク版も出ましたが、僕は本オリジナル版の方が好みです。
「エスター」(2009)

あらすじ
孤児院の少女を養子に迎え入れた夫婦が、その日以来奇妙な出来事に遭遇する恐怖を描くサスペンス・ホラー。『蝋人形の館』のジャウム・コレット=セラ監督がメガホンを取り、実子を流産で亡くしたことへのトラウマと謎めいた養女に苦しめられる夫婦の姿を追う。悪魔の形相を見せる少女役の子役イザベル・ファーマンの熱演、ホラー作品を得意とするダーク・キャッスル・エンターテインメントによる一流の恐怖演出が観る者をとらえて離さない。
「この娘、どこかが変だ」の副題が有名なホラー映画です。
いやあ、この映画を見ると「本当に怖いのってオバケや怪獣じゃなくて、人間なんだね」と感じてしまいますね。
見終わった後、本作品のパッケージが見られなくなりそうです。
「鉄男 TETSUO」(1989)

あらすじ
自らの18ミリ作品、『普通サイズの怪人』をもとに、全身が金属に変化していく男の恐怖を描いたサイバーパンク・ホラー。本作は第9回ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。本作のモチーフは、よりスケールアップ した『鉄男Ⅱ BODY HAMMER』へ引き継がれる。
「メタルサイキックウォーズ」という異形なジャンルを世に広めた作品です。
設定はB級映画感がプンプンしますけど、なんとこの作品ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞作品(1989年)なんです。
塚本晋也監督が自ら監督・脚本・撮影・美術・編集・出演までこなし、そこから生まれる映像には、あのクエンティン・タランティーノやマーティン・スコセッシをはじめ、世界の名監督が賞賛を贈るなど、世界的に評価されている作品です。
2012年の映画「桐島、部活やめるってよ」にも、この映画のワンシーンがまるまる使われていたので見覚えのある方もいるかもしれません。
斬新な切り口で、一度見たら忘れられない衝撃、躍動感溢れる63分間をお楽しみあれ。
まとめ
今回は、Huluで見られるホラー映画の特集を組んでみました。いかがだったでしょうか。
紹介した映画は、2017年12月時点ではHuluで全て見放題で見ることができます。Huluに登録している方で、ご紹介した作品で気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
Huluには登録から14日間の無料お試し期間が用意されていますので、この期間にサービスを解約すれば1円も払わずに映画を見ることができます。
気になるホラー映画を2日間くらいでイッキに見て、他に見るものがなければそのまま解約するのもあり。Huluが気に入ったらそのまま継続するものあり。
何はともあれ、百聞は一見にしかずです。無料トライアル期間でホラー映画を見放題しながら、ついでにHuluの使い勝手も試してみてくださいね。