
こんにちは! 編集のイワフネです。
アマゾンプライム・ビデオで映画「オデッセイ」(2016 FOX.、監督:リドリー・スコット、主演:マット・デイモン, キウェテル・イジョフォー, ジェシカ・チャステイン)を視聴しました。「オデッセイ」は第88回アカデミー賞で主演男優賞を含む7部門にノミネートされています。(参考:T-SITE NEWS)
この作品の見所は、無人の火星に不時着した一人の宇宙飛行士が、科学の力を使って生き残るサバイバル生活でしょう。
作中では、火星で知恵を絞って作物を栽培したり、飲み水を生成したりしています。
アマゾンサイトのレビューで「まさに火星版の鉄腕DASHだ!」なんてコメントが。まさに言い得て妙って感じですね。
映画「オデッセイ」あらすじ
火星にたった独り取り残された宇宙飛行士。
スリリングで型破りで壮大なサバイバル!
無事に地球に帰還できるのか?人類による有人火星探査ミッション<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニーは暴風に吹き飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に生きていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して生き延びることを諦めなかった。やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった……。
『オデッセイ』は宇宙を舞台にした作品ですが、内容はゴリゴリのSF寄りではなく「単身で火星に降り立った宇宙飛行士のSFサバイバルドキュメンタリー」といった感じです。
火星で生活するためには、食料、酸素などが勿論かかせません。
地球の無人島で過ごすよりもサバイバルレベルは相当高いでしょう。個人的な話になりますが、私だったらこの状況に絶望し、ひたすらに地上からの助けを待つのが精一杯だと思います。
しかし主人公のワトニーは、前向きに問題を解決しようとします。毎日の活動をビデオに記録して、毎日色々な実験を繰り返していきます。さすが宇宙飛行士といったところでしょうか。
科学の力を駆使した「火星でのサバイバル生活」 というテーマも相当興味深かったのですが、『オデッセイ』で私が着目したのが、この記事のタイトルにあるように「宇宙服」でした。そう、作中で登場した宇宙服のデザインが相当カッコいいんです。
「オデッセイ」は宇宙服のデザインも魅力的!
「オデッセイ」は宇宙を舞台にした映画なので、主人公は基本的に宇宙服を着ているのですが、その宇宙服のデザインたるや。私が今までみた宇宙映画の中でも、一番カッコ良いデザインだと思います。今後宇宙に行く予定はないのですが、思わず欲しくなるくらいに。

こちらが、有名な月面着陸時に撮影された宇宙服。
対して、

こちら『オデッセイ』の宇宙服。

こちらも。
なんとまあ、センスあるデザイン。
宇宙服てゴツゴツしたイメージありましたけど、なんだろうモータースポーツのスーツみたいですね。

一方、私たちが生活している現実の世界では、どんな宇宙服があるのでしょうか? 気になったので、少しだけ調べてみました。
人類を火星に移住させる。そんな壮大な野望を掲げるのは、宇宙事業企業「スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ」(Space Exploration Technologies Corp.)、通称スペースX(SpaceX)の設立者イーロン・マスク氏。
イーロン・マスク氏はスペースX事業の1つで宇宙服デザインもしているようです。彼自身のInstagramには貴重な宇宙服の写真が投稿されています。
それが、こちら。
シンプルなデザインで良いですね。まさにCool!
ゴツゴツしたイメージから、宇宙服はスリム化に進んでいるのかもしれません。
まとめ
火星での単独サバイバル生活を描いた映画「オデッセイ」。アカデミー賞で幾つもの賞にノミネートされた作品です。
前評判が良かったので、その分期待度高くして鑑賞しましたが、まさに期待以上でした! 観たら、想わず人に勧めたくなります。
なお、「オデッセイ」はアマゾンプライム・ビデオで見放題作品ではなく個別課金作品になります。価格は2018年2月現在で199円。
理想を言えば「オデッセイ」が見放題作品の中にあると嬉しかったのですが、低価格でこのクオリティーの映画を観られたので結果大満足でした。
本記事では宇宙服についても取り上げましたが、演出・シナリオ共に非常に楽しめる作品です。週末などに、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。