このページでは、日本の動画配信サービス「ビデオマーケット(VideoMarket)」を、Huluと比較しながら紹介していきます。
ビデオマーケットの比較対象としてHuluを持ち出す理由は以下の通りです。
- Huluが非常にシンプルな動画配信サービスだから
- Huluの月額料金やコンテンツ数が標準的だから
Huluは動画配信サービスを利用するのが初めての方にも利用しやすいサービスです。そのため当サイトでは、Huluを「動画配信サービスの入門書」という風に捉え、他の動画配信サービスとの比較対象にしています。
ビデオマーケットとは?
ビデオマーケットは株式会社ビデオマーケットが運営する動画配信サービスです。同社は「music.jp」などで有名な「MTI」の関連会社でもあります。
その配信本数は国内最大であり、「過去の名作映画・ドラマ」から「放送中のドラマやバラエティ」「公開されたばかりの最新映画」まで、190,000本以上のコンテンツを展開する動画配信サービスです。
「プレミアム会員」になり月額料金を支払うことで、配信している作品を視聴のためのポイントを毎月付与されたり、人気作品を割引価格で視聴できるようになります。
ビデオマーケットの特徴
ビデオマーケットは毎月のポイント付与と追加課金によって、その作品全てを楽しむことができ、料金形態は以下の5種類となっています。
コース名 | 月額 | 内容 |
プレミアム | ¥540 | 毎月540ポイント付与されるコース |
プレミアム&見放題 | ¥980 | プレミアムコースの内容に加え25,000本以上のコンテンツが見放題になるコース |
FOD見放題パスポート | ¥1,080 | フジテレビ配信のドラマやバラエティが視聴できるコース |
NHKオンデマンド見逃し見放題パック | ¥972 | 見逃した番組を配信期間中は見放題でき、ニュースは過去1週間で放送された内容を視聴できるコース |
NHK特選見放題パック | ¥972 | NHKのコンテンツの中から特選された、過去のNHK作品が視聴できるコース |
料金形態が1つだけのHuluに比べて複雑な印象です。今回は上記のコースの中でHuluとコンテンツの傾向が近い「プレミアムコース」と「プレミアム&見放題コース」をメインに書きます。
ビデオマーケットにはHuluと違ってポイント制をとっています。ポイント制の欠点としては使用したポイントが戻ってこないこと。
当たり前のことですが、見放題と違って慎重に作品を選ばなければ、駄作に貴重なポイントを奪われることになります。
ビデオマーケットでは無料で予告編を見られるので、別のサイトなどでいちいちリサーチすることなく快適に作品選びができます。
また倍速再生が可能で「忙しい時にドラマの内容だけ把握」といった使い方もできます。
余談ですが、ポイント制に加えて見放題の要素を添加している「プレミアム&見放題コース」はサービスの特徴がU-NEXTとよく似ていますね。
U-NEXTの月額料金はビデオマーケットの倍以上しますので、無料お試し期間を利用してビデオマーケットでは配信されていない作品を見るために利用すると良いでしょう。

ビデオマーケットのメリット・デメリット
ビデオマーケットのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
メリット1:配信数ダントツ
前述の通り配信本数は190,000本以上で国内最大の配信数です。
「過去の名作映画・ドラマ」から「放送中のドラマやバラエティ」「公開されたばかりの最新映画」まで、数多くの作品がラインナップされています。中でもドラマやアニメの新作に強いのが特徴ですね。
NHKや日テレ・テレ朝・フジテレビ・テレビ東京などのテレビ局から作品の配信を受けていて、地上波で放送されていた人気番組をビデオマーケットで観ることができます。
最近放送されたドラマやアニメは「見逃し配信」がされていて、放送から数日間はいつでも無料で視聴することができます。
メリット2:劇場上映作品の配信が最速
ビデオマーケットでは「デジタル先行配信」のコーナーがあり、劇場上映終了後スピード配信されています。
レンタルショップでのDVDレンタルより早く配信することに力を入れているようです。
その証として、ディズニー作品の「ズートピア」は劇場上映終了後1ヶ月程度で配信されています。他の動画配信サービスでは早くて1ヶ月以上あとになっての配信なので、配信速度に力を入れているのがよく伝わってきますね。
劇場上映作品をいち早く動画でチェックしたいという方にはオススメです。
メリット3:マイナーな作品が充実
筆者自身はそこまでマイナーな作品に対して明るくないので、詳しく書けるわけではありませんが、その分野のファンにはたまらない作品が多く配信されているようです。
「楽器の教則動画」や「野球の打撃の基礎や応用」など、見放題作品には他の動画配信サービスでは見られないジャンルの作品が多数配信されています。
デメリット
デメリット1:見放題できる作品が少ない
配信されている190,000本の作品中165,000本が追加課金作品であり「定額見放題で楽しみたい」という方には満足できるサービスとは言えないかもしれませんね。
ただポイントをうまく利用すれば追加課金なしでも配信作品を楽しむこともできるので、視聴したい本数とポイントのバランスが取れているか検討してみましょう。
無料期間を使って、実際に体験してみることをオススメします。

デメリット2:無料期間が初月であり、月初での登録じゃないとお得感半減
どの動画配信サービスでも、大体は無料お試し期間が設けられています。このビデオマーケットも例外ではありません。
ただ他の動画配信サービスと大きく違う点は、その無料期間の長さにあります。
例えばHuluは2週間、Netflixは1ヶ月と無料期間が明確な長さで設けられていますが、ビデオマーケットは初月無料と明確な日にちが設定されていません。
つまり、いつ利用を初めても次の月には料金が発生してしまうということですね。
よりお得に無料期間を活用しようとすると、利用開始日が月初に限定されてしまいます。
デメリット3:成人動画なし
ビデオマーケットには成人コンテンツがありません。
大手動画配信サービスで成人コンテンツが見放題できるのは、U-NEXTとDMM見放題chライトくらいでしょうか。

ビデオマーケットまとめ
この記事では動画配信サービス「ビデオマーケット(VideoMarket)」についてまとめてきました。いかがでしたでしょうか。
ビデオマーケットの強みは、やっぱり配信している作品の豊富さです。
最新の作品が多く揃っていることは大きな魅力だと思います!インターフェースが軽くて使いやすい点も高く評価できると思います。
他の動画配信サービスでは見られない作品もたくさんラインナップされているので、今まで見たくても見られなかった作品に、きっと出会うことができるでしょう。
どのようなサービスか気になる場合は、無料お試しだけでも使ってみると良いと思います。期間中に解約すれば一切料金は発生しませんので、ぜひ使い心地を試してみてください。
ビデオマーケットの公式ページへは、以下のリンクから行けます。
無料お試しの始め方は、以下の記事で画像付きで解説しています。きちんと登録できるか不安、という方は参考にしてみてください。
